楽しい展示会場の設え

カフェスペースの壁には障壁画《讃岐の松》を展示しています。香川県庁の知事応接室にある障壁画（50％縮小）をパネル化したもので美術館の展覧会のために制作したものです。今回は新刊の表紙として採用されたというご縁もあって貸し出ししています。なかなかインパクトある作品になるのでシンプルなカフェの壁にはどうかな…と思っていましたが意外としっくり収まりました。壁に対しての大きさもちょうどいい。お客さんからの評判も良く、写真を撮る方も多くいました。たくさんの方に愛でていただける場になって良かったです！本物も見たいです、という意見もチラホラ聞きました。ほんとですね…。そのような機会があるといいですね。美術館もそうなればいいなあと思っていますが、所蔵している県の様子を見守りましょう！

和田邦坊ワールド満載

おもちゃ美術館のカフェとＩＫＵＮＡＳショップは、まるごと和田邦坊ワールドに大変身していました。可愛いＰＯＰや暖簾のように続く包装紙の旗、美術館が貸し出したパネル解説とともに和田邦坊がデザインした紙袋やお菓子の箱を素敵にレイアウトしていました。美術館の展示とは違う「魅せる展示」でした。さすがデザイン会社の企画…。和田邦坊を知らない人にも香川産のデザインの魅力や楽しさを知ってもらえる、そのような空間になっていました。包装紙で壁をデコレーションした場所は、まるで記者会見場の背景！（笑）フォトスポットとして楽しむことができました。包装紙の種類を改めてみると、邦坊画伯の凄みは本当に多彩なデザインの創出だなあと改めて感じました。

ユーモア満載の会場でした

会場ではあちらこちらに楽しい仕掛けがたくさん用意されていました。そのひとつが成金おじさんの顔出しパネル…。Ｔｗｉｔｔｅｒでも話題満載のおじさんがとうとう顔出しパネルになって登場していました。しかも、髭も用意されていたので誰もがすぐにおじさんになれるというオプション付き。成金おじさんの良さや面白さはなかなか子供たちには分かりにくいところもありますが、気軽に参加できる顔出しパネルはいいですね。もちろん大人も喜んで撮影していました。お髭が本当にいいですね…。ウチの女房にゃバージョンの髭も欲しくなりました。

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