大正大学出版社から『「本」とともに地域で生きる』（2024/11/5発行）を献本していただきました。著者の南陀楼 綾繁氏が『地域人』で取材した様々な連載が単行本になった１冊。実は、当館学芸員を取材していただいた記事も再収録されています。

南陀楼 綾繁　「本」とともに地域で生きる
定価1,980円（本体1,800円＋税）
発行2024年11月5日

「一箱古本市」の生みの親、ライター南陀楼綾繁がその眼力で厳選した日本各地の行くべき本屋・図書館、読むべきローカルメディアを深掘りする。
構成
第一章　本屋　自分自身に帰る場所
第二章　図書館　郷土の「知」を未来に手渡す
第三章　ローカルメディア　小さくても届く言葉

2019年に発行した雑誌『地域人』では『和田邦坊デザイン探訪記』を取材で取り上げていただき、南陀楼さんとは一緒にイベントにも登壇しました。楽しくデュエットした楽しい時間を思い出しながら再読しました。思いおこせば、このときのトークイベントのおかげでAI邦坊の活動につながり、和田邦坊の記念切手の制作が決まり、高知県のデザイナー夫妻と親交が生まれ、松を専門に撮影する写真家との出会い、、、などなど、たくさんのご縁をいただくきっかけとなりました。南陀楼さんにも「あのときのイベントがね…」と何度も話していますが、何度も話したくなるほど、縁が集中していた夜でした（笑）単行本にも収録いただけて嬉しいです。ありがとうございました。