味な世の中―和田邦坊の眼差し―
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企画展
和田邦坊画業館コレクション展vol.5
味な世の中―和田邦坊の眼差し―
会 期
第1部 2022年1月2日(日)~5月8日(日)
第2部 2022年6月4日(土)~10月2日(日)
開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
感染症の拡⼤防⽌のため、展覧会の中止または変更の可能性があります。
ご来館前に公式HPやお電話でご確認ください。
ご来館の際は、マスクの着用とアルコール消毒にご協力ください。
第1部と第2部は内容を変えてご紹介いたします。
休館日 火曜日・水曜日・年末年始(2021年12月29日~2022年1月1日)展示替え期間(2021年5月9日~6月3日)
但し、2022年5月3日(火)は開館いたします。(チラシに明記していませんのでお気を付けください)
場 所 和田邦坊画業館/灸まん美術館
入館料 一般500円、65歳以上の方・身体障害者手帳等をお持ちの方は300円 小中高大生・無料
味な世の中といふ、面白い言葉だ。
ニヤリとわらつて苦笑であつても面白い。
2022年、寅年。和田邦坊がこの世を去って30年になります。1992年に他界した邦坊は、享年93歳。明治・大正・昭和・平成の4つの時代を生きた人物でした。その人生は新聞漫画家、小説家、デザイナー、商業プロデューサー、画家など多彩なキャリアに溢れています。戦前は、ユーモラスな漫画を武器に新聞や雑誌で大活躍!小説家としても成功し、映画化した作品『ウチの女房にゃ髭がある』は主題歌も大ヒットします。「パピプペ、パピプペ、パピプペポ―♪」というユニークな歌詞は、知る人ぞ知る昭和を代表する歌謡曲として歌い継がれています。戦後は、東京時代のセンスを活かして、地元の物産品のプロデュースに尽力します。また、当時の香川県知事からの熱いオファーを受けて様々な県事業に関わるようになります。
本展覧会は、時代の時々で邦坊が見て感じ、そして生み出した作品を様々なエピソードや写真とともに紹介いたします。また、修理を経て初公開となる絵画作品も登場します。ちなみに『味な世の中』とは、邦坊が手掛けた出版物のタイトルです。しょっぱい話、苦い思い出、甘い誘惑、さっぱりした記憶などなど。邦坊の人生を通して生まれた風味豊かな作品をご笑味・ご堪能ください。
ミュージアムトーク
担当学芸員が楽しく展覧会「味な世の中ー和田邦坊の眼差しー」の見どころを解説いたします。解説用のマイクを導入しました!マスク着用のうえ距離を保ちながらご案内させていただきます。去年はコロナ禍でほとんど開催できなかったミュージアムトークですが、今年は新年早々から開催いたします。今回は見どころ・撮りどころ満載の展示室となりました。皆様のご参加をお待ちしております(^^)
<開催日>
①2022年1月8日(土)②2月12日(土)
③3月12日(土) ④4月9日(土) ⑤5月7日(土)
各日14:00(約45分)
場所:和田邦坊画業館 参加費無料(要入館料)申込不要、入室の人数制限あり
入館確認書のお願い
ご来館いただきましたお客様にはコロナウイルス感染症対策として入館確認表のご記入をお願いしております。お預かりしました個人情報は、感染者の方が当館を利用していたことが判明した場合や当館で体調を崩された方が新型コロナウイルス感染症と診断されたときに保健所等の求めに応じて提供いたします。ご理解とご協力をお願いいたします。個人情報は、前述の目的以外には使用せずお預かり後1か月を目処に処分いたします。
受付にてカードをお渡ししますので、アンケートコーナーに設置している文房具で必要事項を記載してください。グループの場合は代表の方だけの記載で構いません。
展示風景
展示リスト
和田邦坊画業館コレクション展vol.5
味な世の中―和田邦坊の眼差し―
会 期 第1部 2022年1月2日(日)~5月8日(日)
番号 / 作品名・資料名 / 点数 / 種類 / 年代
初公開 1 / 屋外行燈 / 5 点 / 外装ディプレイ / 昭和57年
初公開 2 / 成金おじさんライト osaka(@osakaplush)寄贈作品 / 1 点 / ライト / 令和3年
・ 3 / 現代漫画大観 / 1 点 / 本 / 昭和3年
・ 4 / 老拳不妄発 / 1 点 / 色紙絵 / 昭和49年
・ 5 / 猛虎図 / 1 点 / 色紙絵 / ー
・ 6 / 竹虎の図 / 1 点 / 色紙絵 / ー
初公開 7 / 虎図 / 1 点 / 色紙絵 / 昭和37年
初公開 8 / 和田邦坊旧蔵アルバム / 1 点 / パネル / 昭和初期
初公開 9 / シークレットライブラリー『味な世の中』 扉絵・序 / 2 点 / パネル / 昭和5年
初公開 10 / 行燈看板 / 1 点 / 外装ディプレイ / 昭和57年
初公開 11 / いろは看板 / 1 点 / 照明器具 / 昭和50年代
初公開 12 / 行燈照明 / 1 点 / 照明器具 / 昭和50年代
初公開 13 / 独虎竹林図 / 1 点 / 絵画 / 昭和49年
初公開 14 / テーブル・椅子 / 3 点 / 内装ディスプレイ / 昭和57年
初公開 15 / 山岳風景図 / 1 点 / 絵画 / 昭和57年
初公開 16 / 夕立前 / 1 点 / 絵画 / 昭和47年
初公開 17 / 暖簾 / 1 点 / 内装ディスプレイ / 昭和57年
初公開 18 / 長椅子 / 1 点 / 内装ディスプレイ / 昭和57年
初公開 19 / 火鉢・自在鉤 / 2 点 / 内装ディスプレイ / 昭和57年
・ 20 / こんぴら堂包装紙原画 / 1 点 / 原画 / 昭和30~40年代
・ 21 / うどん包装紙原画 / 1 点 / 原画 / 昭和50年代
・ 22 / うどん包装紙原画 / 1 点 / 原画 / 昭和50年代
・ 23 / 日の出 / 1 点 / 掛軸 / ー
・ 24 / 名利塵図 / 1 点 / 掛軸 / ー
・ 25 / 春色無高下花枝自短長 / 1 点 / 掛軸 / ー
・ 26 / 本来面目 / 1 点 / 掛軸 / ー
・ 27 / 一犬形吠 百犬聲吠 / 1 点 / 掛軸 / ー
・ 28 / 落款 / 8 点 / 落款 / 昭和初期~50年代
・ 29 / 宝船 / 1 点 / 絵馬額・板絵 / ー
・ 30 / 七福神 / 1 点 / 絵馬額・板絵 / ー
・ 31 / こんぴら樽 / 1 点 / 絵馬額・板絵 / ー
初公開 32 / 暫 / 1 点 / 絵馬額・板絵 / 昭和57年
・ 33 / 遍路絵巻 / 1 点 / 絵巻 / 昭和13年
・ 34 / 随筆紹介 明治は遠くなりにけり / 1 点 / パネル / 昭和31年
・ 35 / 版画 家庭かるた / 1 点 / パネル / 昭和初期
・ 36 / 讃岐民芸館紙袋 / 2 点 / 紙袋 / 昭和40-50年代
・ 37 / 一閑張 風神 / 1 点 / 民芸品・工芸品 / 昭和40-50年代
初公開 38 / クラフト盆(君不老如花) / 1 点 / 民芸品・工芸品 / 昭和40-50年代
・ 39 / 一閑張 地蔵 / 1 点 / 民芸品・工芸品 / 昭和40-50年代
・ 40 / 四季絵 虎 / 1 点 / 民芸品・工芸品 / 昭和40-50年代
・ 41 / 四季絵 兎の餅つき / 1 点 / 民芸品・工芸品 / 昭和40-50年代
初公開 42 / 春夏秋冬暖簾 / 2 点 / 民芸品・工芸品 / 昭和40-50年代
初公開 43 / 松 / 1 点 / 絵画 / ー
・ 44 / 直筆原稿 民芸館が出来て / 5 点 / 直筆原稿 / 昭和40年
初公開 45 / 日本の民芸 1月号 / 1 点 / 冊子 / 昭和41年
初公開 46 / 和田邦坊旧蔵写真 K273 茶会にて / 1 点 / 写真 / 昭和30-40年代
初公開 47 / 和田邦坊旧蔵写真 K65 行燈に囲まれる邦坊 / 1 点 / 写真 / 昭和30-40年代
初公開 48 / 和田邦坊旧蔵写真 K238 屋島陸上競技場にて / 1 点 / 写真 / ー
初公開 49 / 和田邦坊旧蔵写真 K76 館長室にて / 1 点 / 写真 / 昭和40年代
初公開 50 / 和田邦坊旧蔵写真 K36 栗林公園にて / 1 点 / 写真 / ー
初公開 51 / 和田邦坊旧蔵写真 K22 商工奨励館・西館 / 1 点 / 写真 / 昭和30年代
初公開 52 / 和田邦坊旧蔵写真 K28 商工奨励館にて / 1 点 / 写真 / 昭和30年代
初公開 53 / 和田邦坊旧蔵写真 K21 商工奨励館にて / 1 点 / 写真 / 昭和30年代
初公開 54 / 和田邦坊旧蔵写真 K35 讃岐民芸館・瓦館にいる邦坊 / 1 点 / 写真 / 昭和45年
初公開 55 / 和田邦坊旧蔵写真 K31 新民芸館にて / 1 点 / 写真 / 昭和42年
初公開 56 / 和田邦坊旧蔵写真 K39 商工奨励館にて / 1 点 / 写真 / 昭和30年代
初公開 57 / 和田邦坊旧蔵写真 K34 館長室で煙草を吸う邦坊 / 1 点 / 写真 / 昭和48年
初公開 58 / 荒木計雄旧蔵資料 アルバム帳 / 2 点 / 写真 / 昭和41年
初公開 59 / 荒木計雄旧蔵資料 アルバム帳 / 2 点 / 写真 / 昭和41年
初公開 60 / 荒木計雄旧蔵資料 アルバム帳 / 1 点 / 写真 / 昭和41年
合計 83 点