＜アートカードで邦坊さんを知る＞

四国学院大学の博物館概論では、美術館事業を紹介しながら講義を進めています。先日は鑑賞ツールの体験がてら邦坊カルタ、美術館で販売しているポストカードをアートカードに代用してゲームを行いました。国立美術館のアートカードをお手本にしていましたが、最初は慣れないゲームにもどかしい雰囲気も…。最終的には「感想を言葉にすることが難しかった」だけでなく「邦坊さんのいろいろな作品を知ることもできた」という嬉しい意見もあったので、学生たちにも邦坊さんに親しむ時間を持ってもらえて良かったです。

＜アートカードで挑戦したゲーム内容＞

◎マイ美術館（作品カードを選んで企画展を考えるゲーム）
◎しりとりゲーム（語彙力の勝負？）
◎ペアを見つけろ（じっくり観察、プレゼン力も試されるゲームでした）
◎名探偵ゲーム（カードだけでなくプレイヤー同士のかけひきも・・・）

カルタとポストカード以外にも鑑賞教材「国立美術館アートカード･セット」を使用しました。

詳細はコチラ
独立行政法人国立美術館 東京国立近代美術館
https://www.momat.go.jp/artcard

和田邦坊画業館アートカード？！

感想

今回の授業では鑑賞ツールの体験が目的でしたが和田邦坊作品を紹介する時間としても楽しんでもらえたように思います。美術館はカルタの商品開発も保留中ですが、おでかけ用にアートカードの制作もできればいいなあと妄想中。和田邦坊作品をどうやって広く知ってもらうか、親しんでもらえるか。アイデアはあるのですが時間をお金が整わないのでなかなか進みません。さて、そろそろ展示替えの準備もしなければいけません！（汗）展示の中でなにかツールに繋がるような企画をしてみるのも面白いかもしれませんね。う～ん、カルタの絵札に採用した作品を一堂に展示するとか。。。