<事業報告>2023/09/16DOORS GARDEN MARKET(高松市丸亀町グリーン)ミニ団扇WS/和田邦坊デザインを楽しもう
| 学芸室より
事業報告
先日(2023年9月16日)DOORS GARDEN MARKET(高松市丸亀町グリーン)で開催されたイベントに参加しました。今回はおしゃれブランドのURBAN RESEARCH DOORSからお誘いを受けて、団扇を作る工作WSで参戦しました。おでかけのWSは初めてだったので何をしようか迷ったのですが、担当者の方と相談して団扇作りにしました。
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和田邦坊×団扇は、とても相性が良い組み合わせでいろいろ話題提供ができるのですが、今回はデザインに注目!美術館に収蔵されているデザイン資料を展示以外の方法で紹介したいと思っていたので、複写して扇面の絵柄に使いました。30種類以上の絵柄を準備したので、選ぶ楽しみもあったと思います。また、それぞれのデザインの良さを活かしてコラージュするなど、世界に一つだけのデザインを制作してもらいました。
※今回は、企画に賛同いただきまして「株式会社紙工芸やまだ」様にアップサイクルで作った団扇の骨を提供いただきました。お茶の製造過程で発生するロス材料の一部を使ったという環境に優しい材料を使用(ほのかにお茶の香りもありました)。また、扇面の絵柄も反故紙に印刷したものを提供しました。とことんリサイクル!地球に優しい活動を目指しました!
作品ギャラリー
記録写真
ふりかえり
参加者の方は、小学生から大人まで。和田邦坊を知る人もいれば、初めての方もいました。「和田邦坊さんがデザインした商品は知っていたけれど、これは初めて見る…!楽しい!」「どのデザインを組み合せても邦坊さんになるから嬉しい」などなど、素敵な感想をいただきました。なかなか高松で発信する機会がなかったので、とてもいい時間を過ごすことが出来ました。もっと美術館以外の場所でPRできればいいのですが、時間と人手が足らず…。また、お誘いを受けながらコツコツ、ゴゾゴゾと美術館活動に励んでいきたいと思います。皆さま、ご参加ありがとうございました!
ミニ団扇ワークショップ―邦坊デザインを楽しもう―
時事漫画家、小説家、商業プロデューサー、讃岐民芸館館長、デザイナー、画家として活躍した和田邦坊(1899-1992)。代表作は、お札を燃やしている船成金の風刺漫画。戦後は、香川県民であれば誰もが知る物産品の数々をデザインし「香川のデザインは邦坊のデザイン」と謳われる時代を作り上げました。香川県民であれば見たことも食べたこともある、あのお菓子、あのデザイン。今回は、身近な包装紙を使ってオリジナルのミニ団扇を作るWSを開催します。せっかくの機会なので「え!こんなデザインも邦坊さんが手掛けていたの!?」という面白さも伝えたくて美術館所蔵の包装紙作品も紹介します!(実物の包装紙ではなくWS用に印刷していきますよ~)
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【日時】2023年9月16日(土)①11:00 ②14:00【定員】各回・定員8名
【講師】当館学芸員
【開催場所】丸亀町グリーン けやき広場
【参加費】1回 ¥1,000 (税込)
【所要時間】約30~40分
【特典】ワークショップにご参加いただいた方に、下記プレゼントをご用意しております!
・琴平名物・灸まん(1個)
・KUNIBO MAGAZINE(非売品)
【申し込み方法】
WEB受付 https://airrsv.net/urbanresearchdoors/calendar
※空きがあれば当日受付も可能
関連サイト
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DOORS GARDEN MARKET
2023年9月16日(土)〜9月17日(日)11:00〜17:00
※ミニ団扇ワークショップ は16日のみの開催
会場:丸亀町グリーン けやき広場
2023年度はURBAN RESEARCH DOORSブランドの20周年のアニバーサリーイヤーとして、DOORS店舗の各地にてイベントキャラバンを行い、その土地独自の文化や魅力を伝えるべく、地域に根付いたヒト、モノ、コトを紹介するイベントを開催しております。
今回の開催地は、春の開催に続き2回目の開催となる、URBAN RESEARCH DOORS丸亀町グリーン高松店。アートが暮らしに根付いている香川ならではのワークショップや、毎回好評の四国の食品や器を集めた「sanuki select」など、様々なコンテンツをご用意しております。
公式HPより転載
https://media.urban-research.jp/news/542457/