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2021/12/16/四国新聞/邦坊作品バスとコラボ

2021/12/16/四国新聞/邦坊作品バスとコラボ

ラッピングバスの制作は、観光庁の助成事業の実証実験として企画されました。もともとは琴平町の事業者が計画したもので、バス以外に町内にある旅館の改修工事やアーティストレジデンス事業など様々な企画が展開されています。美術館は、最初から事業に参加していたわけではありません。申請直前にコトバスの楠木社長から提案を受けてあれよ、あれよと参加することとなったという経緯があります。また、某財団職員の方から「地元のアーティストとして和田邦坊を…」という推薦があり、コトバスさんとの事業を繋げていただきました。

バス完成までの道のり…

美術館担当者も様々な事業を経験していますが、バスの企画は初めて。当初は「どんなデザインにしようかな~」と夢見心地の楽しい時間でしたが、なかのギャラリーの設営などが決まると時間との戦いがあり慌てふためきながら準備しました。内装の展示は、建具職人や金工作家の方など様々な人の技術やノウハウを駆使しています。また、ミューカツメンバー(美術館のボランティア)にも助けてもらいながら最後の仕上げをするなど、怒涛の日々だったことを思い出します。どの作業も工夫しがいがあって楽しかったのですが、とにかく時間がなくて特急作業でした。


後部座席の改造計画

いろいろ試し置きしながら…

床も邦坊カラーの赤にしました

それゆけ邦坊バス!


外観のデザインについては、幸い良き理解者のデザイナーにも参加してもらえていたので想像以上にカッコいいバスを提供することができました。たまに往来するバスをみかけるのですが、まだ不思議な感じがします。このバスで和田邦坊ツアーができたら楽しそう…という次の妄想も始まっていますが、ともあれ楽しい旅作りの企画に参加できてとても勉強になりました!

リンク

邦坊作品、バスとコラボ 琴平バスがラッピング 大阪―琴平間ツアー運行 車内にギャラリーも
四国新聞WEB朝刊
https://www.shikoku-np.co.jp/dg/article.aspx?id=K2021121600000002300