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2025/11/12 高松桜井高校の創立記念講演に登壇しました

先日(2024年11月12日)高松桜井高校の創立記念講演に当館学芸員が登壇しました。何度も講演会やイベントに参加していますが、意外にも高校生にむけて話す機会はありませんでした。そこで和田邦坊画伯だけでなく博物館で働く学芸員の話なども紹介しました。きっと謎の職業(知らない職種)だろうなと思ったので博物館業界を代表して力を入れてお話しました。ついでに登壇者が卒業生ということで紆余曲折な進路の話も紹介しました。卒業生の進路は気になりますよね~・・・(笑)。いろいろ失敗と挫折もたくさん経験していますが、我ながらいい人生を歩んでいると自負しているので臆すことなく話すことができました。最後は、マスコットキャラクター(サクラン&満開くん)が登場してくれてとびきり嬉しかったです。このように母校で仕事ができるなんて思いもしませんでした。皆様のご縁に感謝申し上げます!

高松桜井高校 令和7年度 創立記念講演


令和7年(2025)11月12日(水)15:05~16:25
場所:高松桜井高等学校 体育館
講師:西谷美紀氏(灸まん美術館・和田邦坊画業館 学芸員)
内容:学芸員としての仕事および和田邦坊について
参 加 者:生徒830人、教員60人、保護者3人、恩師1名 計894名

▼高松桜井高校HP
さくらいNEWS
https://www.kagawa-edu.jp/sakrah01/plugin/blogs/show/10/26/2323#frame-26
講演会の様子を紹介していただきました。ありがとうございます。

講演会の感想コメント


三枝教頭先生が講演会の感想をまとめてくださいました。先生方からのご意見・ご感想もいただきました!特に「現役合格がすべてではないぞ!(まわり道のすすめ!!)」は、進路指導のなかでは言いにくいと思ったので、そっと?お伝えしたつもりですが一番印象に残った言葉のようです。

<先生たちのコメント>
「80分もの長時間なのに全く退屈しなかった」
「受験で不合格になったらどうしようとピリピリしている生徒にとって、本音トークでの挫折体験はとても励みになった」
「卒業生でしかできない後輩へのエールに教員としても熱くなった」
「学芸員を志す人が増えると思う」

<在校生のコメント>
「昨日の講演、おもしろかった」
「いろんなことをしているのに全部すごかった」
「あんなにいろんな資料を見せてくれて中身の詰まった講演は初めてだった」
「学芸員というなかなか付けない職業に就いた人の話を聞けて本当に貴重な機会だったし興味深かった」
「和田邦坊は知らなかったけど、話を聞いてもっと知りたくなった」
「最前列で聞けて良かった」
「決まりきった進路でない形もありなんだと思ってほっとした」
「成金おじさんは知っていたけどその人がかまどの包装紙や県庁の松を書いた人とは知らなかったので勉強になった」

おわりに


私は思い返せないと大学受験に失敗したことを忘れていますが、今となっては「いい決断ができた!」と思うくらい自信をもって大学時代の話をしています。そのため受験の話をしたとき、みなさんがキョトン(やや騒然)としていたのが印象的でした(笑)そう思うと、あまり良きお手本ではないのですね!ただ、せっかくなのでひとつの生き方として参考にしてもらえたらいいかな~としみじみと振り返っています。また、懐かしい先生方の顔をみると一瞬で17歳に戻ってしまいました!当時の顧問の先生までも駆けつけていただき嬉しかったです。緊張しましたが、夢のような楽しい時間でした。この経験を励みにして、また学芸員として踏ん張りたいと思います。えいえいお~!

読売新聞(2025年11月13日)取材していただきました!ありがとうございました! 


着ぐるみパフォーマンス、とても上手でした!

こっそり記念撮影~