寄贈ぞくぞく!
| 学芸室より
企画展が始まると寄贈依頼の機会が多くなります。今日も西讃からお越しの方から貴重な資料・作品をいただきました。予想以上に点数が多かったので時間をかけて観察していきたいのですが、木版画だけでなくデザインの下絵など珍しい資料もチラホラ。また「前のデザイン展をみて、これも必要かなと思って…」と言いながら、もう営業していないうどん屋の化粧箱(和田邦坊デザイン)もいただきました。包装紙のようなパッケージは、消耗品になるので、なかなか手に入れようと思っても入手が難しいものです。なにより展示を思い出して「美術館のために置いておこう」と思っていただけたことは嬉しかったです。いつも「(美術好きの家族はいるけれど)和田邦坊さんの作品を未来に繋げてほしいから美術館に渡したい!」という思いをもってご寄贈いただいております。美術館は、この思いに応えられるよう精進していきたいと思います。整理も調査も収蔵場所も悩ましいのですが、いつも大歓迎しております!ありがとうございました!