先日（2023年10月21日）和田邦坊の弟子だった三浦勇太郎氏（三浦邦輔・紙左馬のペンネームで活躍していた）のご遺族が美術館を訪ねて来てくれました。関東に在住の三浦さん。遠路はるばるご来館ありがとうございます！いつも電話や手紙で連絡を取り合ってお話を伺い、そして資料提供も受けていたのですが、またお会い出来て嬉しかったです。今回も旅行の途中で寄っていただきましたが、とても楽しい時間でした。まず学芸員が新収蔵資料コーナーを案内。報道された最近の新聞記事、新しい資料の発見などもお話しました。そして、三浦さんからは邦坊の旧居住地の情報を地図で紹介いただき、新しい情報にワクワクさせていただきました。（これを手掛かりにして、また東京へ探検に行ってきます！）それから、４度目の寄贈ということでアルバム３冊をお預かりしました。ご家族の大切な思い出に恐縮しつつも、ご家族のご意向に沿って美術館で継承することとなりました。ありがとうございます。和田邦坊関係資料として大切に管理して参ります。

さて、改めて勇太郎氏の若かりし姿をみると、邦坊画伯と馬が合いそうだな～と思うほどひょうきんな写真ばかりです。時代劇の仮装は、師弟揃ってお好きなようですね。まだまだ調べ切れていないことばかりですが、このように美術館を頼りにして大切な思い出を提供いただいたのだから、ちゃんと文章にしてまとめないといけないなと思いました。文章が苦手で逃げ出したい日々ですが、これが私の使命だと腹をくくります（笑）そして、ささやかな野望としては三浦氏の出生地でもある秋田県ともご縁を繋げていければいいなあとぼんやり考えています。秋田県出身の漫画家・三浦勇太郎（邦輔・紙左馬）の資料は、香川にありますよ～ということをどうやってお伝えしようかな、、、まずは秋田探訪から計画したいと思います（＾＾）！

おまけ