2023/11/11ミュージアムトークを開催しました
| 学芸室より
<事業報告>
先日(2023年11月11日)企画展のミュージアムトークを開催しました。10月に様々な新聞やテレビの紹介があったので最終回のイベントは満員御礼(15~20名くらい)でした。いつも以上に常連さんの参加も多く、やはり皆さんの応援があると嬉しいものです。ただ、ちょっと最終回ということで舞い上がってしまい、てんやわんやの解説となってしまいました。※授業を担当している大学生も参加してくれていたので余計に力が入りました(笑)
さて、思い起こせば「邦坊青春グラフィティ」は、1~3回に分けて展示した企画展でした。なかなか展覧会の見通しもつかない時勢だったので、同じタイトルで長く開催することとし、会期の表記も「前期」「後期」「1期」「2期」ではなく(スターウォーズを意識して)「episode」としました。少しずつ展示替えするつもりでしたが、いつもすべて入れ替えて公開しました。リピーター割引をみるとepisode1~3までコンプリート下お客様も多かったように思います。嬉しいし、本当にありがたいです。
あっという間に、もう明日(2023年11月13日)で千秋楽を迎えます。これを逃すと次の公開がいつになるか分からない作品も多くありますので、たくさんの方に見ていただければ幸いです!
後日談…
追伸
ミュージアムトークの前日。琴平町にある「くにや」の7代目の店主さんが来てくれました。いま展示している邦坊さんの私物の下駄は「くにや」のシールが貼ってあるもの。どうやらお客さんが店主に伝えてくれたそうです。琴平に住んでいた邦坊画伯の日用品になるので、地元で購入したモノがあっても、なんら不思議ではありません。しかし、改めて実物のモノを目の前にすると、本当に和田邦坊という人物がここにいた、この世界に存在した人なんだということが実感できるかなと思って展示しました。猪熊さんの下駄のモニュメントのように作家の人生にどう影響したのかというわけではないのですが作家が暮らした場所は大事ですよね。当館は美術館ですが美術品だけでなく作家にまつわるエトセトラも大切にして次の展示も計画していきたいと思います!
参考サイト
ことひらどれじゃーハンティング かがわ・こんぴら観光案内所スタッフブログ
http://www.kotohiradore.seesaa.net/article/237571504.html
「くにや」さんの紹介をしています
案内ちらし
担当学芸員が楽しく展覧会企画展の見どころを解説いたします。解説用のマイクを導入しました!
展示室をぐるっとご案内。入退室も自由です。お気軽にご参加ください。
開催日時 2023年
①8月26日(土)終了しました
②9月9日(土)終了しました
③10月7日(土)終了しました
④11月11日(土)終了しました
各日:14:00(約45分)
場所:和田邦坊画業館
参加費無料(要入館料)・申込不要