詫間小学校からのヒアリング!「香川県にある今後残し伝えたいもの」
| 学芸室より
宅間小学校からのヒアリング!「香川県にある今後残し伝えたいもの」
先月(2024年11月26日)三豊市詫間小学校からの依頼があり小学4年生からの質問状が届きました。総合的な授業のなかで「香川県にある今後残し伝えたいもの」という課題があり、なんと「灸まん」を調べたいというご相談でした。
調査の依頼は、先生からのお電話のあとに小学生から手書きのお手紙が届きました。お手紙は「失礼がないように…」と先生と相談しながら書いた文面だろうなと思いながら拝読しました。「お返事はメールでお願いします」とあったのでちょっと気合をいれてレジュメ?を作って回答しました。美術館は、あまり小学生を対象にした展示をしていないのでレジュメも苦戦しました。ひとつひとつの単語の解説をしようと思うと長くなるし、難しくなるし。いつもと違う思考で和田邦坊について考えました。私にとっても新鮮な時間でした。また、直接あったわけではありませんが小学生と繋がるいい機会をいただきました。
お饅頭を食べる時に思い出してね!
先日(2024年12月18日)無事に課題のプレゼンも終わったそうでお礼のお手紙も届きました。「邦坊という名前がペンネームということにびっくりした」「おまんじゅうの味まで考えたのだと知り、とてもすごい人だと知りました」など、発見も多かったようで良かったです。おまんじゅうを食べる時、駅や空港、近所のスーパーで土産物を見かけた時など、また和田邦坊さんを思い出してもらえるといいなあと思いました。そして「ねえ、これ知ってる?」と、どんどん誰かに自慢してもらえるとさらに嬉しいです。