香川の古本屋・讃州堂書店
| よもやま話
いつの間にか香川県の古書店がどんどん少なくなってきていて中央通りにあったリバー書房も閉店していました。高松の町をみると、おしゃれな新古書店(ブックカフェ的なお店)はどんどん増えていますが古書店は絶滅危惧種のような存在になりつつあるような。。。
唯一無二の古書店
唐突ですが、みなさんにとって古書店とはどのような存在でしょうか。ブックオフも同じような古本屋ですが、古書店になるとあまり馴染みのない人の方が多いのかもしれません。私にとって古書店はなにか調べものを始めるときに、とりあえずウォーミングアップがてら散策する場所になります。古いモノに溢れているので博物館や資料館のような雰囲気もありつつ、図書館のように本に溢れた店内は、新しい出会い(一期一会)にワクワクする場所です。
店内に馴染む企画展のチラシ
先日、古書のパトロールがてら讃州堂書店にお邪魔すると、嬉しいことに当館の広報物が掲示されていました。いつもありがとうございます!地元の古書店に広報していただけるなんて学芸員冥利に尽きるといつも見るたびに嬉しくなります。展覧会は、和田邦坊という画家の作品を知ってもらうだけでなく、それを手掛かりにして様々な分野に興味関心をもってもらえるといいなあと思っているので、その知的好奇心を広げる古書店と繋がれることは光栄です。
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讃州堂書店
〒760-0068 香川県高松市松島町 2-1-9
最寄駅は松島二丁目駅。高松刑務所の横にある古書店です。真横を走ることでんの電車の音を聞きながら古書の世界にダイブ…!
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