AI邦坊プロジェクト、新体制です！

2022年06月22日｜学芸室より

メンバー大集合！記念撮影しました

AI邦坊プロジェクトの会議は毎週ZOOMで開催していますが、また新しいメンバーが入ったので顔合わせをしました。今回は、大場研究室がある幸町キャンパスに集合！！新メンバーは、大場研究室の女子学生３人。まだ緊張している様子ですが、すぐに先輩たちの課題を引き継ぐことになるので頑張ってほしいです（＾＾）先生方はもちろんのこと、学生たちともコロナのせいでほとんど会うことがないので、こんな風に集合写真も撮れて嬉しかったです。いまお楽しみ企画が進んでいるので早く公開したくてたまらないのですが、学生たちの実績として、また美術館の広報活動として楽しく準備していきたいと思います！いいものが作れたのでワクワク。早く私も使いたい！

AI邦坊プロジェクトとは…

灸まん美術館は、2020年から香川大学創造工学部とともに和田邦坊をAIで検証するというAI邦坊プロジェクトに参加しています。AIの応用研究を専門にする喜田弘司研究室では、作品を１枚ずつデータ化し、色調やアクセントカラーの特徴をAIに分析させるプログラミングを制作。また、デザインを専門とする大場晴夫研究室では、AIが分類した結果をみて学芸員に作品情報をヒアリングしながら、さらにAIが正しい検証をできるようにプログラミング調整の指示をするという作業を繰り返し、人の目では見つけ出せない特徴をAIから見出そうというプロジェクトを行っています。最終的なゴールは、検証結果をコンセプトブック（和田邦坊の取り扱い説明書）としてまとめ、その学びを応用して学生たちが商品開発の提案・制作を目指しています。若い世代の学生たち、そして専門家の先生たちとの協働事業は、新鮮な美術館活動となり、また和田邦坊研究の新たな視点を広げる時間となっています。

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