《白雲深し》 2020年07月13日 | 作品・資料紹介 和田邦坊《白雲深し》昭和47年 象頭山 大麻山 讃岐の雨の諺いろいろ 『琴平町誌』の民俗編を読んでいると「象頭山(竜王山)に雲がかかれば雨」という諺を見つけました。昔のひとは、山にかかる雲の具合をみて風雨を予測していたようで「讃岐富士に笠雲がかかったら雨」「大麻山に雲がかかるとマゼ(南東の風)が吹く」「金比羅さんの方向に雲がかかったらすぐに雨が降る」という言い伝えが残っています。まだまだ梅雨もあけない日々ですが、ちょっとした晴れ間にみえる山の風景をみると、幻想的な霧が立ち込める白雲の世界が広がっています。 facebook twitter line